京都市東山区大漸寺(石井見秀住職)で2月14日、副住職である石井直秀師の第初行帰山奉告式が僧侶・檀信徒約80名が参列する中行われた。
当日は直秀師の日号である日晴の名に相応しく、晴れ渡った青空のもと東山の観光客が多く見つめる中、行僧5名の出座により京都日蓮宗青年会・檀信徒と共に東山の町を練り歩きお題目の声が響いた。唱題行脚中には、近隣の住民は帰ってきた副住職を一目見ようと外に出て手を合わせた。
奉告式後の挨拶では「荒行中、多くの人に支えられている事を強く感じた。また、行堂で得た事を大漸寺の寺門興隆の為、また信仰の精進の為に役立てていきたい」と今後の抱負を力強く語った。