京都都(みやこ)七福神の「大黒天(松ヶ崎大黒天)」で知られる左京区妙圓寺で2月15日、上田尚玄住職の第参行成満帰山奉告式が行われた。行僧六名出座のもと京都日蓮宗青年会・檀信徒と共に唱題行脚し、山門で待ち構える大勢の檀信徒は合掌しお題目を唱え上田住職を迎えた。待ち構えた有縁の各聖・檀信徒は100名を超え松ヶ崎の山にお題目の声が響き渡った。
当日は、風も強く時より青空が見える寒空の下での水行式となった。
奉告式後の挨拶では「荒行で培った事を檀信徒の皆さんに還元し、共にお寺を盛り立てていきたい。参行成満させていただきましたが驕る事なく日々精進してまいります。」と更なる寺門繁栄に全力を尽くすことを誓った。