京都市上京区本山立本寺(上田日瑞貫首)にて7月25日から7月31日の7日間、平成28年度近畿教区僧風林が開林された。
今年は11名の林生と聴講生1名の計12名が参加した。7日間の講義の中では、京都八本山の貫首から日替わりで訓話を頂き、近畿教区の僧侶から仏伝や祖伝の講義を受けた。他、一日みっちりと法要式や読経、書道などの講義を受けた。
29日には滋賀県大津市の横川定光院の参詣を行った。
最終日には期間中に会得した集大成として林生達による模範法要式が行われた。
その後の閉林式では本山本満寺伊丹日章猊下より祝辞並びに林長である上田日瑞林長より林生に対してねぎらいの言葉を頂き、その後主催の森本竜静近畿教区長より「開林式の時は不安そうだった表情の林生達も一週間の僧風林の中で模範法要が行われる程、立派な表情をしております。この期間中暑かったり、正座がきつかったり、眠かったり、色々な辛い事があったでしょうが、これで終わりと思わずこれからが始まりと思って精進して頂きたい」と林生達に激励の言葉が述べられた。