3月5日(日)京都市上京区本山本満寺で第63世森日洸貫首(兵庫県姫路市法華寺院首)の晋山式が、日蓮宗田中恵紳宗務総長、京都八本山会貫首、全国本山会貫首、法縁各聖、檀信徒の多くが参列し行われた。
式では、伊丹日章前貫首より払子が継承され、参与より寺宝伝持され、歴代譜へ加判された。本山本満寺は1410年(応永17年)玉洞妙院日秀上人により近衛内道場として建立された。奉安の祖師像は「天拝日蓮大菩薩」と称し13~14世紀の作である。
妙見堂には能勢妙見寺と同体の妙見大菩薩が安置されている。今の時期は枝垂れ桜も有名である。
最後の挨拶で新貫首は、平成10年より24年間本山本満寺を護持してきた、伊丹日章前貫首に感謝とねぎらいの言葉をおかけになり、今日の晋山式を迎えるにあたって、関わった全ての方々に御礼を述べるとともに、法華経本願満足の為に広宣流布してゆくことを誓われた。