墨染寺住職 日暮有宏師 第三行 帰山奉告式

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 2月12日京都市伏見区墨染寺にて、日暮有宏住職の第参行成満帰山奉告式が営まれ、僧侶・檀信徒約百名が参列した。当日は晴天に恵まれ、有縁の行僧とともに、近くの広場より行列が組まれ、唱題行脚のもと山門をくぐり抜け帰山された。
 本堂前にて水行式が行われた後、大黒様が勧請された本堂にて帰山奉告式が執り行われ、日暮師の力強い読経と修法の声が堂内を包み込んだ。また思いがこもった報告文を読み上げるお姿に檀信徒一同感慨深い表情で手を合わした。宗務所長、修法師会会長、檀信徒総代より祝辞が述べられ、副伝師植田観亘師(京都市上京区實成院住職)より伝師相承認証書授与が行われ、盛大な拍手で讃えられた。
 謝辞では、本堂をぎっしりと埋め尽くされた檀信徒の前で日暮師は「皆様のお蔭で無事に帰ってくることが出来ました。また荒行を務める事ができたのは何よりも妻の支えがあった」と深く感謝の念を語った。また総代の方は、「初めて帰山式の準備をお手伝いさせていただきました。本当に有難いことです。無事に戻ってきてくれて嬉しいです」と喜びを語った。
 

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