妙恵寺新聞第69号「日蓮聖人御降誕八〇〇年」

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

こんにちは、副住職です。
春の陽気が待ち遠しい今日この頃ですが、皆様お変わりございませんでしょうか。

日蓮宗では、令和3年2月16日に日蓮聖人御降誕800年という大きな節目を迎えました。
今月の妙恵寺新聞では、御降誕800年という節目に改めて知りたい日蓮聖人のお名前の由来となった「日月」と「蓮華」についてまとめております。
新聞画像をクリック、ズームの上、ご覧くださいませ。
よろしくお願いいたします。

日蓮聖人が私たちに残して下さった「南無妙法蓮華経」のお題目は神仏にすがるためのものではなく、
「菩薩のご修行」をする宣言であり、信念を堅固にし、実行するための源でもあります。
「菩薩」と聞くと、仏像を想像されるかと思いますが、それだけではありません。
自らの向上の為に努力を重ね、他人の為にも思いやりの心を持って行動していく人のことをみな「菩薩」といいます。
法華経は「菩薩としての生き方」の実践方法を説いた指南書なのです。
これを読んでいるあなたも「菩薩」に成れるのです。
日蓮聖人は、私たちが手本とすべき菩薩の生き方を実践された「菩薩のリーダー」に違いありません。
御降誕800年を迎えた今こそ、私たち一人ひとりが自分自身の役割に気づき、
思いやりの心を持って行動していく「菩薩のご修行」を実践して参りましょう。
南無妙法蓮華経
合掌
裕真。

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

一覧へ