無縁墓への仏花

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昨日、浄瀧寺の無縁墓に、とても綺麗な赤と白のバラがお供えされていました。
どなたのお供えかは分かりませんでしたが、とても心温まる出来事でした。

お墓にお供えする花のことを「仏花(ぶっか)」と呼びますが、無縁墓のためだけに仏花がお供えされたのは初めてだと思います。

無縁は「祀ってくれる縁者(供養者)の無い仏様(先祖や故人)」という意味で使われており、そのような方のお墓を無縁墓と呼んでいます。

跡継ぎがおらず家が途絶えたり、家庭の事情によってお墓の継承ができなかったなどの理由で、全国的にも無縁墓は増えています。
浄瀧寺にも無縁になってしまったお墓があり、お寺として定期的にご供養させていただいております。

皆様もお墓参りの際にはぜひ無縁墓に手を合わせ、ご供養の気持ちのお裾分けしていただければと思います。
きっと、無縁になった仏様たちも温かい気持ちになり、喜んでくれますよ。

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