掲示板「妙法蓮華経 化城喩品第七」

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平成30年7月の掲示板は「妙法蓮華経 化城喩品第七」です。
この章(品)では、「化城(幻の城)の喩え」が説かれていますが、それに先立ち、大通智勝仏に関する前世物語が説かれます。

前世物語を因縁話といいますが、因縁とは物事が成り立つためにはその前提として、必ず何かしらの原因(因)や条件(縁)が存在するということを意味する言葉です。
これは仏教の根本思想をあらわすものとされています。

お釈迦様がみずから、自身の前世が沙弥菩薩となった十六王子の一人であり、かつ最後を締めくくった仏であると語ることで、釈迦仏こそが中心の仏であることを明かされたのです。

つまり、これは諸仏の中心は娑婆世界の釈迦牟尼仏であることを表しているのです。

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