富岡製糸所長 速水堅曹について(盂蘭盆施餓鬼会特別講演)~NHK大河ドラマ「花燃ゆ」に寄せて~

開催日:2016年07月17日

 幕末の動乱を生きた吉田松陰の妹 文(ふみ)と松下村塾に集う若き志士たちの物語を描いたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」(平成27年放送)。
 ドラマ舞台のひとつとなった富岡製糸場(富岡製糸所)には、当山第39世蓮中院日宏(高森宏之)上人内室 泰子刀自の曾祖父にあたる速水堅曹(1839-1913)が第3代・第5代所長(場長)を務めました。速水は、日本各地から集まった工女たちの労働環境の整備に尽瘁し、工女が仕事のかたわら読み書きや算術などを学ぶための夜学を開きます。国の模範工場で技術と知識を身につけた工女たちは、それぞれの国に製糸技術を持ち帰り、指導者となって地域の絹産業の発展に貢献しました。
 去る平成28年7月17日、当山の盂蘭盆施餓鬼会法要において、富岡製糸場世界遺産伝道師 速水美智子氏を招いて「故高森泰子様の曾祖父速水堅曹に関して」と題する特別講演をいただきました。
 速水堅曹と高森家の関係についての詳細は、当山発行の『法住』39号(平成28年1月号)の記事「富岡製糸所長 速水堅曹について」(速水美智子氏寄稿)を往見ください。また、下記のサイトに関連ページがありますので、併せてご覧下さい。

  記
国立国会図書館次世代システム開発研究室次世代デジタルライブラリー
大河ドラマ「花燃ゆ」NHKアーカイブス
花燃ゆ まちあるきマップ 群馬版
速水堅曹研究会~幕末から明治に生きた堅曹に学ぶ~

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