人生は山あり谷ありというわれるように、人生には苦楽が伴うものです。
しかし、この言葉は、世間には無情な人ばかりではないという意味があります。
人生嫌なことがあっても、それを相談できる人がいたりすれば、温かく手を差し伸べてくれるでしょう。
その瞬間、この「渡る世間に鬼はない」と実感できるはずです。
鬼は鬼でも、皆さんを守ってくれる鬼もいます。
それが、「鬼子母神」という神様で、 日蓮宗の御曼荼羅に勧請されています。
多くの人々、特に子供を守る守護神として、今でもたくさんの人々を守っています。
人生の苦楽は、お釈迦様や鬼子母神様が何かを伝えようとしているのかもしれません。
まさに人生は、生きとし生けるものが、世知辛い世の中をなんとしても生き続けなければならないのです。
そんな人生の旅、あらためて見つめ直すことも大切だと思います。
お互いに助け合い、思いやる人生の旅になれば、不安な旅を取り除く生き方となります。