今月20日~26日は秋のお彼岸です。
妙功寺でも20日に彼岸法要が開催されました。
前日より、恒例のおとき作り。
よりによって私は60人分のおはぎのあん作りを任されましたヽ(;´Д`)ノ
春のお彼岸の時には固い小豆が混じったごっちんおはぎだったので、“今回こそは失敗のないようにせねば、若坊守失格だわぁぁぁ”
とプレッシャーを感じながら挑みました。
小豆の茹でから完成までほぼ一日かけて、途中行事の準備で疲れている主人にも練りを手伝ってもらい、なんとか完成。
おかげで非常に美味しい餡ができあがり、長老クラスの檀家の方にも合格を頂きました(●´ω`●)ゞ
当日は予想以上に沢山の檀家の方においでいただき、用意していた60人のおときもおはぎもあっという間になくなりました。
今回のおとき献立
・白米
・具沢山お味噌汁
・ほっこりがめ煮
・もやしと人参の胡麻和え
・妙功寺特製おはぎ
法話では主人が最近受講してきた《笑いヨガ》を檀家の皆様と行っていました。
「笑い」の内なる精神とは、イキイキと前向きに過ごす能力のこと。
また人と繋がり、相手の気分を明るくする、それが人も自分も幸せになるということであり、
これを実現するためのツールが「感謝」と「許し」。
そして仏教の修行「六波羅蜜」の一つ「布施」の中の「無財の七施」の話がありました。
お金をかけずして功徳が積め、大きな果報が得られるという7つのお布施です。
①眼施(がんせ):優しい眼差しで人に接し、人に暖かみを与える事。
②和顔施(わがんせ):和やかで優しい顔つきで人に接すること。
③言辞施(ごんじせ):優しい言葉や暖かみのある言葉で話すこと。
④身施(しんせ):人として人格の優れた人ほど謙虚で決して自分を誇張してみせないもの。
人の嫌がる仕事でも喜んで気持ちよく実行すること。
⑤心施(しんせ):人に対してまごころを込めてさせて頂くこと。
自分の事のように感じてあげること。
⑥床座施(しょうざせ):人に席・場所などを施すこと。
⑦房舎施(ぼうしゃせ):雨・風を凌ぐところを人に与えること。
どれも仏様の心になって行う慈悲の実践です。
まずは今いちばん身近な人と笑い合うことから始めてみては、
と主人からの提案でした(‐^▽^‐)