7月23日「土用丑の日」“大暑”も重なった真夏日、本堂にて火の付いたもぐさを素焼きの“ほうろく”に載せ頭上に当ててご祈祷を受ける「ほうろく灸祈祷会」を行いました。
春夏秋冬、それぞれの季節の移り変わりの期間(土用)は心身ともに負担がかかりやすくあります。特に夏の土用は暑い日々が続く事で睡眠不足や食欲不振もあいまって体調を崩しやすいです。お灸で頭のてっぺんにあるツボ“百会”(ひゃくえ)を温めますと、いぶされたもぐさの薫りと煙、そしてご祈祷の力が熊本の暑く長い夏を乗り越える力を心身に与えてくれます。
終わった後はスッキリ(^O^) 参加された鍼灸師の先生は「温熱効果がとても高いので、肩や膝など痛みがあるところにあててもいいんですよ~」とのこと。新生児の抱っこや授乳で背中や肩がガチガチの妻も、じんわりと温かなほうろく灸の熱でとてもすっきりしたとのこと。少しホッとしました。