坊守のひとりごと 22’6

先日のこと、妊娠中の情緒不安定さも手伝って(妊娠中はなんでもホルモンのせいにしてしまうという私です・・(-_-;))住職とささいな事で言い合い少し険悪なムードになりました。
子供達にはばれないようにと既に食べ終わっていた夕飯の席をそっと立ち自室にいたのですが、その後しばらくして長男がトントンとノックをして入ってきました。
何も言わず横で本を読みだしたので、ご飯は食べたのかと聞くと「まだ途中・・」との返事。
「どうしたの?」と尋ねると「夫婦喧嘩はダメだねえ、仲良くせなんよ」と諭されてしまいました。
まだまだ幼い小学4年生だと思っていましたがしっかり雰囲気を察し、自分がどうしたら家族がまぁるくなるのか必死に考えていてくれていたのだと思いました。
5月初旬よりリハビリの仕事も産休を頂き先日よりいよいよ臨月に入りました。
娘二人は「えーっ」と言いつつもお手伝いをしてくれますし、頼もしい長男もおります。
もちろん全面サポートしてくれている住職も。
安産成就の祈願が書かれた腹帯と布団の下に敷く敷符をお守りに出産までもう少し、心身ともに整えて参ります。

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