坊守のひとりごと 22’5

春は自律神経が乱れやすいというけれど・・。
このところどうも調子がよくありません。
耳鳴りや眩暈、ちょっと動いただけで動悸がしたり、とにかく疲れやすい。
妊娠期間も後期にさしかかりお腹もかなり大きくなりました。
様々なマイナートラブルが出てきても仕方ありませんね。
おまけに長女の中学と共に親としても新しい環境に飛び込むわけで。
早々の役員決めや授業参観、懇談会、家庭訪問と慌ただしい春の日々でした。
妊娠にまつわる症状と環境の変化に伴う緊張もあいまり様々な不調がでているんだろうなと思います。
なんとかして緩和したいところですが、妊娠中ということもあり薬が飲めない!!
う~ん、困った(-_-)。ということでいつもお世話になっている鍼灸師の先生のところへかけこみました。
先生は体をちょちょいと触りながら不調の原因を丁寧に教えて下さいます。
最後に安産のツボである「三陰交(さんいんこう)」に灸を据えて下さいました。
台座のついているせんねん灸と違い本物のもぐさを細~くちねって据えるお灸なのですがこれがまた熱い!
でも不思議と終わったあとはすっきりして体も軽く種々の不調が軽減されるのです。
薬が簡単に手に入らなかった時代、こうしてお灸や鍼など様々な養生法で体を整えていたんですね。
なんと日蓮聖人もお灸を好まれていたのだとか。
出産まで2か月余り。鬼子母神様に安産を祈願し、大黒様に日頃のお力添えを感謝し、
日蓮聖人が好まれていたお灸を据えて日々を過ごして参ります。

一覧へ