先月31日、好天にも恵まれ、
妙功寺 開運招福『節分・星祭り祈祷会』無事に終了しました。
たくさんの参拝者にお足を運んで頂き、ありがとうございました。
法要ではまず、檀信徒が見守る中、
五人の僧侶によります水行式が行われました。
晴れていたとはいえ、真冬の気温。
見ているだけでこちらが寒くなります(゜д゜;)
水行している僧侶を見守りながら、
手をあわせて下さっている檀家の方を拝見すると、
こちらまで身の引き締まる思いが致します。
隣にいた信者の方が、
「お上人さんは毎朝こうして水をかぶっておられたんですね。
命をかけてお祈り下さって、
本当にありがとうございます」
と仰って下さいました。
「祈る」という僧侶の仕事。
祈りに向かう姿勢や心は、
とても目に見えにくいものではありますが、
この方の心には、しっかりと刻まれていたことが嬉しく、
思わず目頭が熱くなりました。
本堂に入ってのご祈祷法要。
五人の僧侶によりますご祈祷はそれはそれは迫力のあるものでした。
いつも主人のお経しか聞く機会がないので、
それぞれのお坊さんによって、
お経を読むときの抑揚に違いがあったり、
所作に特徴があるんだなあ、
などなどそんな事を考えながら傍でお参りしておりました。
そして節分の福豆福餅まき。
このときばかりは外にいた子供達も駆けつけて、必死に豆やお菓子を拾います。
今回のおとき。
献立は、春色ちらしずし
具沢山お味噌汁
総代さんのお手製白菜漬け
坊守特製ぜんざい(紅白福餅いり)
80人前ほど用意していたのですが、
足らなくなり、急いで追加で作りました。
大混雑のおとき部屋では、
いつもお料理をお手伝いして下さっている檀家の方々が
「今日は多いね。やりがいがあるねえ」
とバタバタながらもニコニコでした(´∀`
本当に、みなさまに支えられて
お寺が守られていると感謝の念でいっぱいの一日でした。