新年あけましておめでとうございます。
本年は「辰」年で十二支の5番目、干支の動物は仏教とご縁が深い「龍」となります。
龍は仏法を守護する八種の霊的存在の一つで様々なお経に登場し、この龍の王が龍王で、『法華経』では「序品」で八大龍王*が法華経守護を誓い、「提婆達多品」には海底の竜宮に住む娑伽羅(しゃから)竜王の女(むすめ)の成仏が説かれています。
龍は変幻自在にして強大な力を持っています。本年は天高く舞い上がる龍にあやかり、好い運気をいただきたいものです。
*八大龍王(はちだいりゅうおう)
序品に難陀(なんだ)・跋難陀(ばつなんだ)・娑伽羅(しやから)・和修吉(わしゅきつ)・徳叉迦(とくしゃか)・阿那婆達多(あなばだった)・摩那斯(まなし)・優鉢羅(うはら)の八竜王が法華経の会座に聴衆として眷属をつれて集まります。
1月1日(月)午前7時、10時、午後2時(1日3回、ご都合のよい時間にお参りください)
●新年祝祷 盛運祈願会(しんねんしゅくとう せいうんきがんえ)
本年最初の盛運祈願会となります。
新年を祝い、ご本尊さまに日々の信仰を奉告するとともに本年の年中安泰と運勢が盛んであることをお祈りする法会です。
皆さまの盛運を祈願し「お守り(倶生霊神符)」を交換いたします。
1月6日(土)午後6時
●寒修行(寒行)開始
本年も「小寒(寒の入り)」から寒中、寒修行(寒行)を門中寺院*合同で行います。
夕方6時から市内を団扇太鼓(うちわだいこ)を叩きながら『お題目』を唱えて1時間ほど歩きます。
途中、その地区にある檀信徒のお宅やお店に立ち寄り、「家内安全」や「除災得幸」、「商売繁盛」を祈念させていただきます。
現在は交通事情の悪化等により僧侶のみで行っています。
*門中寺院(もんちゅうじいん)
市内寺町にある本宗寺院5ヶ寺で、本行寺・妙永寺・壽量寺・妙長寺・善学寺(順不同)のこと
1月8日(月)午後2時
●鬼子母尊神初講(きしもそんじんはつこう)
その年初となる鬼子母神さまのご縁日に行う「お講」です。その年のご守護をお願いいたすとともに自身の信仰を深めてまいりましょう。
※鬼子母神さまのお札をご授与いたします。
1月13日(土)午後6時
●檀信徒参加 1日寒修行(日蓮宗徳島県宗務所主催)
日蓮宗徳島県宗務所が主催する1日のみの「寒修行」で、現在僧侶のみで行っている寒修行ですが1日だけ檀信徒の皆様と共に行います。
団扇太鼓を叩き、『お題目』を唱えながら街を歩くことで、沢山の人々に『お題目』の音声(おんじょう)を届けることができます。これは仏教で一番大切な仏様との「ご縁」を結ばせる(結縁)大事な行いです。それと同時に、『法華経』を弘めることとなり、計り知れない功徳があると『法華経』には説かれています。
一年中で最も寒いこの時期、ご自身の仏道修行として『お題目』をお唱えし、弘めて、善根(ぜんごん)を積んでまいりましょう。
是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。
※5時45分までに会所の壽量寺さま(寺町)に集合となっていますので参加されるお方は5時40分くらいまでに当寺にお越しください。
※マスク着用はご自身の判断とさせていただきます。
※市内を1時間ほど歩きます。歩きやすい格好、履物でご参加ください。
※雨天の場合は中止、小雪は決行します。微妙な天候の場合は当日5時に決定します。
※不明な点はお尋ね下さい。
●2月の節分 星祭祈祷会(2月3日 午後2時より)のおしらせ
※「星祭祈祷」や「厄除祈祷」の申し込みを受け付けております。
※例年通りのお方はお電話でも結構でございます。
※祈祷会後に「豆まき」を行ないますので年男・年女のお方お参りください。
※古いお札やお守りをお持ちください。「お焚き上げ」いたします。
※準備の都合上お早めのお申し込みをお願いいたします。