本年最後の年中行事
12月4日(日)、大黒天大祭(大黒福聚尊天御法楽大祭)を厳修しました。
当寺の大黒天さま(正式名は大黒福聚尊天と申します)は、比較的新しく、現住職が平成16(2004)年、日蓮宗加行所(大荒行堂)へ参行(3回目)として入行し、寒100日間の修行を経て「大黒相承(大黒天に関する祈祷の相伝)」を承けて新たに勧請(お祀り)されることとなりました。
鬼子母神さまと共に本宗の代表的なご守護神さまで、古来より福の神さまとして親しまれ、開運招福、子孫繁栄、家運隆昌、商売繁盛等の御利益があります。
お寺の大黒天さまを「親」とし、希望されたお檀家さんや信者さんが各家で「子大黒天さま」をお祀りされています。
年間を通じ大黒天さまの行事は年末のこの1回のみで、コロナ禍の中、熱心に県外からお参りに来られたお方もおいででしたが、何軒かは「子大黒天さま」をお預かりさせて頂きご法味を捧げさせていただくこととなりました。
来年こそは希望の持てる明るい年となるよう参拝の皆さんと至心にお祈りいたしました。