徳島管区 慶讃(けいさん)大法要にむけて

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 本年(2021)は、日蓮大聖人がお生まれになって800年という記念すべき年です。

 久々に五色※の「吹き流し」を上げました。
 
 当寺では特別な行事を行う時、周知のため上げています。

 徳島県では2月13日(土)、当寺を会場として県内全寺院出仕のもと慶讃大法要を行います。

 新型コロナウイルス感染予防のため、各お寺さんとの話し合いで代表のお方のみの参列になりそうです。

※五色(ごしき)
   五大色、五正色などともいい、仏教において如来(仏さま)の精神や智慧を5つの色で表したものです。
  青・黄・赤・白・黒が基本となる五色ですが、新旧もあり、青の代わりに緑、黒の代わりに樺色や紫を使うこともあります。よって寺院によりその色使いに若干の差異がみられますが意味するところは同じです。
   
 
◎青(緑) : 如来の「毛髪」の色
心を乱すことなく、穏やかで力強く生き抜くという「定根(じょうこん)」と「禅定(ぜんじょう)」を表しています。

◎黄 : 如来の輝く「お身体」の色
豊かな姿で確固とした揺るぎない性質という「金剛(こんごう)」を表しています。

◎赤 : 如来の「血液」の色
大いなる慈悲の心で衆生(私たち)を救済することが止まることがないという「精進(しょうじん)」を表しています。

◎白 : 如来の「仏歯」の色
清らかなお心であらゆる悪業や煩悩の苦しみを清めるという「清浄(しょうじょう)」を表しています。

◎黒(緑・樺) : 如来がお着けになるお袈裟の色
あらゆる侮辱や迫害、誘惑などによく耐えて怒ることがないという「忍辱(にんにく)」を表しています。

 
 
 

 

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