日蓮聖人ご降誕800年慶讃  本覚寺境内整備事業 浄財勧募がスタートしました。

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合掌 残暑の候、本覚寺檀信徒の皆様におかれましては益々ご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は当山護持のため、諸般にわたりご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、当山妙見堂は、第32世本立院日運上人の発願により、昭和34(1959)年に建設されました。しかし、建設から62年が経過し、雨漏りや内壁の剥離など、老朽化が著しく、現在の耐震基準を満たさず大変危険な状態となりました。更に隣接するビルの解体にて、境内北側にも防犯上の問題が発生していました。
 また、境内地の大部分が未舗装であり、野良猫による糞害や降雨による水溜まりの発生など、ご参拝の際にも不具合も多く、長年の懸案事項でもありました。そこで、本年6月18日に本覚寺護持会の役員会を開催し、本覚寺伽藍及び境内地に関する諸問題を解決するため、以下の7事業を本覚寺檀信徒の皆様に対する勧募にて行うことが決定しました。
 

妙見堂の解体
妙見堂に代わる仮設の祠の設置
井戸ポンプの電気配線変更
境内北側及び会館東側のフェンス新設
墓地東側境内地のアスファルト舗装
本堂裏のインターロッキング整備
妙見大菩薩ほか諸天善神の本堂安置用の須弥壇設置

 コロナ禍が続く世情厳しき折、大変なご負担であると存じておりますが、本覚寺は平成16年の会館建設以降、特別な寄付に頼らず維持管理に努めてまいりました。しかし、今回の計画は護持会費だけで達成することは不可能であり、実に17年ぶりの事業になります。
 本年、日蓮聖人ご降誕800年の佳辰を迎えました。本事業は、これからの本覚寺の維持管理に必要不可欠なものであります。報恩行として、「異体同心」に功徳を積むことと思し召しいただき、ご理解を賜りますよう、伏してお願い申し上げます。
 本来ならば本覚寺役員が檀信徒各家をお訪ねしてお願いするのが本意と存じますが、文書にてお願い申し上げる次第です。なお、勧募趣意書の内容についてご不明な点があれば、本覚寺まで遠慮なくお問い合わせ下さい。再拝   
 
令和3年8月27日 
本覚寺住職 渡部公友
本覚寺役員 一同
 

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