秋の京都・比叡山団参 1日目

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10月28~29日、秋の京都・比叡山の団参旅行にまいりました。
今回は、妙勝寺信楽会を中心とした20名のこじんまりとしたツアーでした。
10月28日、午前7時、岡山を出発し、滋賀県坂本の老舗そば屋「本家 鶴喜そば」で昼食を済ませ、12時45分、横川定光院に到着。元気な方は奥比叡ドライブウェイの駐車場から坂道を上り、足に不安のある方はミニバンで送迎をいただきました。
横川定光院は日蓮聖人が比叡山で勉学に励まれた場所です。現在は真新しい本堂が再建され、境内奥には日蓮聖人の御尊像が造立されています。
本堂の中にはお祖師様と共に法華守護の三十番神もお祀りになっています。今回の団参は日蓮宗寺院を参詣すると共に、法華三十番神を祀る神社も参詣しますので、ここで三十番神のご説明もしていただきました。
その後、比叡山の中心、延暦寺根本中堂にも参りました。長い歴史を感じさせる立派な造りです。暗いお堂の中に伝教大師の時代から燃え続けていると伝えられる「不滅の法灯」がぼんやりと周りを照らしています。読経の声が石畳の本堂の中に響いていました。
鎌倉新仏教の開祖の多くはこの比叡山で学んだ経験をもっていますので、別の建物になりますが、大講堂には比叡山で学んだ多くの祖師たちと共に日蓮聖人の御尊像もまつられていました。

比叡山を下り次に参ったのは、麓に位置する坂本の日吉大社。
日吉大社は山王神社(日吉・日枝神社)の総本宮であり、法華三十番神のうち5柱の神様が祀られています。十七日守護の大比叡大明神・十八日守護の小比叡大明神・十九日守護の聖真子権現、二十日守護の客人大明神・二十一日守護の八王子権現。17日~21日の五日間守護の三十番神がすべてここに祀られていますが、広い境内地の中に多くの社が点在し、それぞれの神様は西本宮・東本宮・宇佐宮・白山姫神社・八王子社と分かれて祀られています。それにしても一度に参れるのは有り難いです。

日吉大社参詣で本日の予定は終了。琵琶湖畔の宿、琵琶湖グランドホテルで一泊です。宴会は大いに盛り上がりました。

 

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