住吉大社と本山妙國寺様

大阪を訪れる機会があり、法華三十番神の一つ住吉大社と本山妙國寺様にお参りをしました。

住吉大社は、「天王寺駅前」から阪堺電車で約20分。「住吉鳥居前」で下車すると目の前が住吉大社の入り口です。地域の人からは「すみよっさん」と呼ばれて親しまれ、歌舞伎などのお芝居にもよく登場する大きな神社です。法華経守護の三十番神の一つにも数えられ、23日を守護する神様でもあります。

境内に入ると、露店が並んでいました。ちょうど「初辰まいり」に当たっていて、賑やかな雰囲気です。
若い方も大勢お参りされていました。広い境内には社の数も多く、すべてお参りしようと思うと、かなりたいへんです。
次から次に社をお参りしていると、皆さん鳥居をくぐる前に社に向かって一礼し、出るときにもまた振り返って一礼していることに気づきました。観光地になっている神社では、あまり見かけない光景です。老いも若きも同様に頭を下げている姿が印象的でした。
ここは神域であり、神様への敬いの心が、地域の人々にしっかりと根づいているのだなあと、改めて感じました。

再び阪堺電車に乗って、今度は「妙国寺前」で下車します。
しばらく歩くと立派な本堂が見えてきました。
大阪で唯一の本山妙國寺様です。

堺市の観光ガイドには以下のように記されています。
「1562年日蓮宗の日珖が開いたとされ、境内の樹齢1,100年の大蘇鉄は国指定の天然記念物。千利休寄贈の六地蔵灯篭や瓢箪型手水鉢がある日本唯一の「蘇鉄の枯山水」庭園、堺事件の土佐藩士切腹の地でも有名です」

本堂1階の拝観受付に行くと、黄色いベストを着た堺市観光ガイドの方がいらっしゃいます。
妙國寺様は堺市の観光名所の一つで、どうやらボランティアの方が案内してくださるようです。
拝観料を納めて、観光ガイドの方に妙國寺の庭園や宝物館を案内していただきました。
このあたりも太平洋戦争末期の空襲を受けて、周辺は焼け野原となったとのことです。天然記念物の大蘇鉄を含むお庭は残ったものの建物はすべて焼失して、本堂をはじめお堂はすべて戦後の建物だそうです。
このあたりは妙勝寺の歴史と重なります。

堺までは岡山から自動車で3時間少々。機会があれば檀信徒の皆さまと共にお参りをしてみたいと思いました。

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