11月19日(土)午後1時より、御会式法要(第741御遠忌)がコロナウイルス感染症拡大予防対策徹底のもと営まれ、僧俗40人が参列しました。
午後1時より本堂で御会式法要を営み、昨年御正当を迎えた降誕800年から10年後の第750遠忌に向けて、参詣者は日蓮聖人の大いなる御遺徳に思いを馳せました。
続いて午後3時より、ウクライナ支援音楽コンサートが開かれ、日本在住でウクライナ出身のオペラ歌手であり世界的なバンドゥーラ奏者であるステパニュック・オクサーナさんが登場。
コロラトゥーラと呼ばれる軽快で華やかなソプラノは心地よく、ウクライナの民族楽器であるバンドゥーラの旋律が管内寺院の御宝前で奉納されました。
オクサーナさんは全国各地でチャリティコンサートの舞台に立ち、両親や姉妹が住む祖国への支援を続けており、東日本大震災の被災地訪問も11年間継続されています。
コンサート中「私はウクライナのためだけではなく、世界の平和を毎日祈っています。子どもたちに平和な未来を残したい。私は自分の芸術活動と慈善活動で、この世界を美しい場所にしたい。僅かでも他者のために努力したいといつも考えています。そして、皆様は自分のふるさとを決して忘れないでください。」と語り、エンディングは参加者全員で「ふるさと」を口ずさみ感動の音楽会は幕を閉じました。
楽曲
1.アヴェ・マリア(カッチーニ)
2.ウクライナ民謡(もし刺繍できたら)
3.ウクライナ民謡(私の所へ来ないで)
4.うぐいす
5.インストゥルメンタル
6.私のお父様(プッチーニ)
7.??
8.見上げてごらん夜の星を
9.ふるさと
※会場の雰囲気などで適宜楽曲を変更されるので、事前にお聞きしてしているプログラムとは異なります。
また、メインアクトの前にウクライナ出身で9歳のプロチコ・アナスタシアさんが、ウクライナ国家「ウクライナは滅びず」他数曲をバンドゥーラ演奏し、見事な露払いを務めました。
楽曲
1.ウクライナ国家
2.ウクライナの伝統的音楽
3.クニ・クジ
大阪府豊能管区では、来年11月の護法大会にオクサーナさんを招き、500人規模のホールを利用してウクライナ人によるウクライナ支援チャリティコンサートを企画しております。
また、法要に先立ち、檀信徒の勧募金により建立された蓮華寺永代供養霊廟の開眼式が執り行われました。
本日、私たちは確かにウクライナの「誇り」と「未来」に触れました・・
Дякую!
Гордість і надія Батьківщини!
До скорої зустрічі ?