寒行と毒鼓の縁

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本日1月20日は、大寒の日

暦のうえでは、一年で一番寒いと言われる日です(p(>o<)q)

この日に古来より行われてきたのが寒行(かんぎょう)という修行です!

日蓮宗では昔よりお題目を太鼓で叩きながら行脚する、

唱題行脚(しょうだいあんぎゃ)が全国各地でおこなわれています

護国寺でも、この大寒の日に同じ山科区の大立寺まで毎年寒行を執り行っています(^_^)v

今年は総代さまを筆頭に7人の有志が集まり、

京都山科の町にお題目の音声を響かせました

この寒行の唱題行脚はとても大事な修行です。

なぜなら、お題目を唱えながら街を歩くことで、

たくさんの人々に「南無妙法蓮華経」のお題目の音声を届けることができます。

これは、仏教で一番大事な、仏さまとのご縁を結ばせる大事な行いであります。

それと同時に、法華経お題目を広める事となり、これほどのありがたいことは他にありません!

時には、このお題目の声と太鼓の勇ましい音が、

「うるさいな・・・。」「耳障りだ・・・。」

と思われることも多々あると思います。

しかし今のこの世は末法の時代!

仏さまの名前さえも知らず、ご縁を結ばないまま、生まれては死んで、

死んでは生まれるの繰り返しの人が大多数を占めます・・・。

そんな時、この唱題行脚は町を歩く多くの人にお題目の声を届け、

仏法とご縁を結ばせることが出来ます(。-人-。)

これを難しい言葉で「毒鼓の縁」(どっくのえん)といいます。

いつの日か、このお題目の音声を聞いた人々が縁を結び、佛種(ぶっしゅ)を断ぜず、

正法流布の地涌の菩薩となることを祈るばかりです( ー人ー)|||~~~ ナムナム

最後になりましたが、寒い日にもかかわらず、

この寒行にご参加くださいました篤信の檀信徒の皆様に厚く御礼申し上げ、

平成25年度の寒行のご報告といたします。

本当にお疲れ様でした!

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