A、人は必ず死ぬものだと分かっていても、実際に身内が亡くなられますと動揺もしますし、悲しみや寂しさが私達を襲ってきます。そんな中、お葬式を執り行う事は大変です!まず何をしたらいいのか?そこから分からないのがお葬式・・・・。
そこでお葬式の流れ、準備する物、しなければならない事を簡単に書き留めておきたいと思います!
まずは今からできることを、今のうちにしておきましょう!
それは・・・
①元気な内に終活 エンディングノートや遺言、葬儀について意思表示 葬儀社を最低3社から見積もり選定しておく
何より、事前の準備があれば故人はもとより、遺族も大変救われます!人は一人で生きていけませんが、亡くなるときもそうですね。自分のお葬式は、自分で出す事ができません。せめてもの準備、意思表示、連絡先だけは残しておきたいものです。
②危篤→親族に連絡 知人友人の連絡 菩提寺へ連絡 葬儀社の決定・連絡
いよいよ亡くなると、連絡を回さなければなりません。親戚はもちろんのこと、故人の知人・友人へも伝えなければなりません。
この時、事前の連絡先が作ってあれば、これほど助かる事はありません。
そして忘れてはいけないのが、お寺さんへの連絡!
お寺と日程が合わなければ、お葬式はできません。お葬式の日取りを勝手に決めず、是非最初にお寺さんと打ち合わせして下さい。
③臨終 遺体の搬送先を決定 納棺
この時、後に記しますが、故人を病院から自宅、もしくは指定の場所へ搬送します。その後、僧侶を呼んで、枕経を執り行います。
この時、お寺さんとのお葬式のあらかたの打ち合わせができます。
宗教儀礼的にも、枕経は必ず執り行って下さい。
④葬儀社との打ち合わせ
Ⅰ、故人の住所と生年月日
Ⅱ、喪主・施主・世話役の氏名と連絡先
Ⅲ、親戚縁者数と改葬予定者数
Ⅳ、予算
Ⅴ、宗旨宗派 菩提寺の有無
Ⅵ、希望会場
Ⅶ、家紋
ここからは葬儀社とのお葬式の内容についての打ち合わせです。遺族のすることは、「決める事」
気が動転し、悲しい中での決め事ですが、葬儀社の言いなりにまかせるのではなく、しっかりと意思表示はしていきましょう。そうしないと葬儀後、とんでもない請求額が送られてくる事になります( ̄□ ̄;)!!
⑤死亡届を役所に提出し火葬許可証を受理
故人の死亡した場所、死亡者の本籍地、届出人の所在地(時滞在も可)のいずれかの市区町村役場に提出します。届出人は代理人(葬儀社等)でも問題ありません。
この時、火葬許可証を受け取ってきます。
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これが大事!これがないと火葬をおこなえなえません。
⑥通夜 通夜振る舞いをどうするかは葬儀社との打ち合わせをしておく
お通夜は、遺族が故人を追慕し、心して供養できる最後の場となることが多いのが実情です。
お葬式となると、挨拶や色々な準備などがあり、とても冷静に手を合わせられない事があるからです。
しっかりとお経を一緒に読み、お題目を唱え、故人との最後の夜を過ごしましょう(。-人-。)
⑦葬儀 火葬後、埋葬許可証を受理
ここでようやくお葬式です。先程、なかなかお葬式に集中できないと書きましたが、現在のお葬式は、葬儀という宗教儀式と、告別式という儀礼が一緒になっておりますので、喪主をはじめ、遺族が会葬者に対して礼をすることが多々あります。
本来は喪主を筆頭に、故人を浄土へ送る事に専念しなければならないのですが・・・。
この辺りは、寺院、葬儀社、遺族がこれからしっかりと、お葬式そのものを考え直さなければなりませんね。
お葬式のあとは、火葬場へと行き、故人を火葬。その後、収骨となります。
一番心が張り裂けそうな場でもあります。しっかりと遺族みんなで支え合う事を忘れないように(。-人-。)
⑧法要~
火葬後、自宅、もしくは葬祭場にもどり、収骨後のご回向を執り行います。
最近では、繰り上げ初七日忌のご回向をすることが多いようです。
以上が、お葬式の流れです。
以下に注意点をあげておきます。↓
※葬儀費用ですが、故人の預貯金で支払いを予定されるが、亡くなった時点で遺産となり、引き出すのに数ヶ月かかります。ある程度事前に準備金が必要。生前に許可を取って引き出しておく。遺族のすることは「決めること」全てにおいて決断が迫られる。
※病院で亡くなった場合、病院の指定葬儀社が遺体搬送をおこないます。ただし葬儀は自身が選定した葬儀社をつかうことができるので、総合的に落ち着いて判断すること。
※大概の葬儀費用は基本料よりも大幅UPする。参列者30人以上・冬季のストーブ・祭壇棺桶のグレード・式場の公営化民営etc…。
※香典返しをきめること。できるだけ受け取る。互助精神、供養を受け入れることが大事。昨今、即替えしとして3,000円の香典返しをして後日の手配が済む方法もあるようです。
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