釈尊涅槃会

釈尊涅槃会法要

釈尊涅槃会 だんご撒き

 お彼岸の中日を前に、朝外を見ると屋根や車にうっすら雪が積もっていました。報道では東京や九州でも春を前に雪が降ったとのこと。皆様、寒の戻りに体調を崩さないようお気を付けて下さい。

 15日、本山妙成寺で「釈尊涅槃会」の法要が執り行われました。妙成寺が所蔵する長谷川等伯筆の涅槃図が掲げられた本堂には、先日檀信徒の方々が一日かけて作った沢山の五色の涅槃だんごが供えられました。

 また法要では、妙成寺の歴代先師、第27世・心地院日塔上人の250回忌と、第69世・自在院日高上人(駒野日高上人)の3回忌のご回向も行われました。

 法要後には、お供えした涅槃だんご撒きが行われました。厄除けとしてお守りにもなる涅槃だんごを、多くの参詣者が袋いっぱい持ち帰られました。寒い中のご参拝お疲れ様でした。

 この日に妙成寺の檀家で羽咋市寺家町の堀田政弥さんから、日展の審査員も務めた武田武弘先生(堀田さんの従兄弟)の貴重な美術工芸品の衝立が奉納されました。妙成寺にて大切に飾らせて頂きます。堀田さんありがとうございました。

 お彼岸が終われば、車のスタッドレスタイヤを夏用タイヤに交換する力仕事が待っています。風情はありませんが私にとっては、この作業で冬の終わり春の訪れを実感する事となります。今年は雪が多かったので春の桜が待ち遠しいです。

堀田夫妻による衝立の奉納式

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