10日北陸地方も梅雨入りしました。同日小雨の降るなか朝5時半に寺を出発し、小松空港から羽田経由で北海道の新千歳空港へ向かいました。
札幌パークホテルにて「第50回全国布教師会連合会代表者会議・北海道教区・札幌大会」と云う長い名称の日蓮宗の大会が開催され、1泊2日の日程で参加してきました。
新千歳空港からJRと地下鉄を乗り継ぎ、会場のホテルへ着いたのは開会5分前。昼食も取らずギリギリ間に合いました。
全国87管区から代表者が集まり総会の後、「いのちに合掌」について考えるをテーマにパネルディスカッションが行われました。昨年の大会で講師を務められた北海道大学教授・日蓮宗僧侶の櫻井義秀先生もパネリストとして参加されていました。関西万博のテーマが「いのち輝く」ですが、日蓮宗では平成20年より「いのちに合掌」を宗門スローガンとして様々な活動に取り組んでいます。まさに時代の先取りです。
櫻井先生は、いのちを輝かすことができない状況にある方への支援の大切さについてもお話がありました。能登半島地震で困難な状況にある方への支援・心のケアを思いながら拝聴させて頂きました。
昨年の愛媛大会と同様に、弟の藤本静潤上人や三重県の鷲阪仁昭上人にもお会いすることができました。旅先には親しい方が御一緒だと楽しいです。翌日は、早朝よりホテルに隣接する緑あふれる中島公園を散歩しましたが気持ち良かったです。遠く札幌まで来ましたので大通公園や時計台(国指定重要文化財)を観光して空港へ向かいました。時計台の中で、札幌市日蓮宗妙心寺様の「木造日蓮聖人坐像」が市指定文化財として大きく写真パネルで紹介されていました。
大会実行委員長を務められた川上大誠上人はじめ、ご尽力頂きました北海道教区の各上人お疲れ様でございました。心より御礼を申し上げます。感謝合掌
来年は静岡で開催です。