8月25日、中能登町の石動山(せきどうざん)にあり、本山妙成寺が管理する日澄寺にて、年に一度の法要が行われ出仕してきました。
本堂の幕を張り(写真)、日澄上人やご歴代上人の墓に花を供えて準備が終わり、藤井日傳貫首さまの到着を待っていると、突然雷を伴う豪雨に見舞われました。あまりの激しい雷雨に、車で到着した貫首さまや参詣者の方も車から降りられず、雨がおさまるまで車で待機していました。
隣接する七尾市では、この時間帯の1時間の降水量が観測史上最大となる76ミリを記録する大雨となっていました。
まさにバケツをひっくり返したような激しい雨に、法要が開始できるか心配になりましたが、午後1時からの法要開始前には雨も上がり、貫首さまを導師に営まれた法要が終わるころには先程の大雨が嘘だったような素晴らしい晴天となっていました。
貫首さまは法要後のご挨拶で、「不便な山の上のお寺にわざわざお参り下さった檀信徒の皆様が、普段の行いが良くそのお徳のお陰で、雨も上がり無事に法要を行うことが出来ました」と述べられましたが、ほんとうにその通りだと思いました。
雨も上がったお陰で、開山の不染院日澄上人の墓所にも参拝が出来ました。ご参拝の皆様、誠にお疲れ様でございました。合掌