石川県の発表によると甚大な被害が出た能登半島地震の災害ゴミの推計量が244万トンにも上り、石川県のゴミ排出量の7年分に相当するとのこと。奥能登地域に限れば59年分の151万トン、最も量が多い珠洲市では57万トンで、同市の132年分になると試算されています。
現在、七尾地区の災害ゴミ片付けをしていますが、奥能登地域はさらに深刻な問題であることが分かります。
有志僧侶のボランティアで今月4回目の活動をさせて頂きました。平成19年の能登での地震の時は、分別せずに輪島市のゴミ施設に捨てることが出来ましたが、今は環境問題もあり、細かく分別して廃棄することが求められます。軽自動車3台分の災害ゴミを種類ごとに分別し運搬しました。これが効率よく災害ゴミを処分するボランティアのポイントです。
来月は、いよいよ被害の大きかった奥能登地域のボランティア活動を行う予定です。ケガや事故が無いよう気を引き締めて務めたいと思います。
また23日、当山に於いて鬼子母神さまのご祭礼を奉行させて頂きました。本年は、能登半島地震で甚大な被害にあわれた能登寺院のお上人さんお二人にご出仕をして頂きました。震災で大変な中ご出仕頂き心より感謝申し上げます。寒水行は昨年に続き、我が家の長男(小3)が、今年も「寒水行やりたい!」と云うので、頑張ってもらいました。法要には、たくさんの方にご参拝して頂き、誠にありがとうございました。能登半島地震被災地の一日も早い復興をご祈念申し上げます。感謝合掌
日蓮宗では、このたびの能登半島地震に対し、下記の災害義援金勧募活動を行っています。皆様には何卒ご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
◎日蓮宗の災害義援金
https://www.nichiren.or.jp/information/shuumuin/20240112-6652/