令和6年能登半島地震 ③

七尾市の災害ゴミ置き場

 一昨日より能登半島地震の被災地(七尾市・志賀町・穴水町)の事前登録者のボランティア派遣が始まりました。災害ゴミの受け入れも開始され、被災した家屋から壊れた家財道具や崩れた壁材などを運び出す作業等を行ったことが報じられていました。

 本日、地元の僧侶2名と共に、七尾市寺院の災害ゴミの片付けやブルーシート張りのボランティアを行いました。割れたガラスや壊れた家電製品、剥がれ落ちた大量の壁土などを分別し災害ゴミ置き場へ運びました。雨に濡れ粘土のようになった壁土を土嚢袋に詰め、2台の軽トラックに乗せて運ぶのですが、土嚢袋が重く大変な作業でした。

 七尾市も被害が大きかったため、災害ゴミ置き場は混雑し、1時間程の待ち時間が必要となりました。そのような中、災害ゴミ置き場では全国の市町村から支援に来られた方が、車両の誘導やゴミの仕分けに従事されていました。胸に張られたゼッケンには、香川県丸亀市・岡山県赤磐市・福井県越前市などの文字が記されていました。遠くから多くの方々が能登半島地震の復旧支援にあたられていることを思うと感謝の気持ちでいっぱいです。

 また本山妙成寺も、壊れた仏具や倒れた墓石・崩れた石垣等の修復のため、業者との話し合いが始まりました。本山も玉寿寺も震災からの復興のため一歩一歩前に進んでおります。これからも皆様の励ましやご支援を復興への勇気と力にかえ頑張って行きたいと思います。

 日蓮宗では、このたびの能登半島地震に対し、下記の災害義援金勧募活動を行っています。皆様には何卒ご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。合掌
 
◎日蓮宗の災害義援金
https://www.nichiren.or.jp/information/shuumuin/20240112-6652/ 

災害ゴミ置き場入口

軽トラックに災害ゴミを積み込む

本山妙成寺、被害のあった石垣・塀への応急措置。

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