七面大明神 夏季大祭

 本日、本山妙成寺の境外仏堂に祀られる七面大明神の夏季大祭が営まれました。妙成寺貫首の藤井日傳猊下がご不在でしたので、代わりに導師を務めさせて頂きました。

 妙成寺の七面堂は、万治2年(1659)に第17世貫首妙心院日奠上人により建立されました。日奠上人は石割奠師とも称され、七面堂後方の荒地にあった大岩石を法力で打ち割り、用水路を通してこの地を開墾されました。今日でも奠師開きと呼ぶ田畑があります。

 お堂は小丘に在るため、参詣者は石段を登ってお参りされます。これが結構大変です。本日も猛暑で少しお参りの方が少なかったですが、参詣の檀信徒の方と読経唱題し、無事ご祭礼を営むことができました。

 暑い中でのご参拝、誠にご苦労様でした。合掌

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