7月26日、本山妙成寺にて「寄合会」(きごうえ)の法要が執り行われ、法要の司会を務めました。
寄合会は、妙成寺第2祖の日乗上人のご命日忌の法要です。日乗上人は石動山ゆかりの僧でしたので、古来より法要に山伏の衣装を着した方や、竜頭などの法具を持つ檀信徒の方が出仕し、僧侶を本堂まで先導します。(写真) 数年前までは、お稚児さんも出仕していましたが、無くなってしまったのは残念です。
今回の大導師を務められたのは、5月に新たに貫首になられた藤井日傳猊下です。妙成寺の貫首に許された緋色の衣と、加賀藩前田家の梅鉢の紋の入った七条袈裟を着し大法要をお務めされました。
法要後に羽咋市教育長の八島和彦様より、妙成寺国宝化を推進して行くための赤いポロシャツが、藤井貫首に贈呈されました。
また、来月より五重塔の屋根修復にあたり、工事の安全祈願が行われました。ご参詣の皆様には猛暑のなかでのご参拝、衷心より御礼申し上げます。お疲れ様で御座いました。合掌