5月26日、さわやかな初夏のなか、日蓮宗本山妙成寺にて第70世貫首・山田日潮猊下ご退任、第71世貫首・藤井日傳猊下ご晋山の仮晋山式が執り行われました。
本堂で行われた仮晋山式の法要では、日蓮宗石川県第二部宗務所長の大句哲正上人より、藤井新貫首に住職認証の辞令(写真)と、山田貫首より住職の象徴である払子が、それぞれ手渡されました。
僧侶や総代・寺族などが参列するなか、藤井新貫首導師のもと、厳かに法要が営まれ、私は会行事と司会を担当させて頂きました。
法要のご回向では、本月5日の珠洲市で発生した地震の早期復興を祈願し、最後の謝辞のなかでは、藤井新貫首が昭和48年に師範の藤井日光猊下に随行し妙成寺に来られたこと、そして寺の興隆のため、国宝昇格のために全力を尽くすことなどが語られました。
正式な晋山式は、来年の5月に行う予定となっています。