昨日、七尾市小島町の本延寺にて、第43世・河﨑俊宏上人の法燈継承入寺式が盛大に執り行われました。私も司会や事前の準備を依頼され、前々日から連日七尾へ行ってきました。
本延寺さんは、画聖・長谷川等伯の生家の菩提寺です。昨年に入寺式を予定されていましたが、コロナ禍のため1年延期し、ようやく入寺式を行う事ができました。
当日は、心配していた雨も上がり、可愛らしいお稚児さんを伴った練行列も行われました。(写真) 入寺式の法要はコロナ感染防止のため、午前に檀信徒、午後は寺院僧侶を対象に2回法要を行いました。
新住職の河﨑上人は、日蓮宗宗務院関係のお役や、聲明(仏教音楽)の講師を務められていることもあり、午後の法要では、全国から多くの僧侶の方が、ご臨席されていました。法要の最後に河﨑上人は、「お寺に参拝される方が、ここに参って良かったと思って頂けるお寺を目指し、寺族と共にお給仕に務めていきたい」と述べられました。本当に素晴らしい入寺式でした。皆さまご苦労様でした。