10月25日、秋晴れの清々しい日曜日、七尾市小島町の成蓮寺(藤田順明上人)にて、近隣七尾日蓮宗寺院合同の宗祖日蓮聖人お会式の法要が執り行われました。
法要に出仕の各お上人と、参詣の檀信徒全員がマスクを着用し、感染症防止の対策を行うなか厳かに法要が営まれました。(写真)
本堂内に飾られた「お会式桜」は、各寺院の檀信徒の方が制作されたそうで、その方々のご芳名が法要の中で読み上げられていました。
私は、法要後のお説教を依頼され、小一時間ほどお話をさせて頂きました。七尾の信仰熱心な檀信徒の方々が聴聞されており、少し緊張しながらのお説教となりました。それにしてもマスクをしてのお説教は初めての体験。メガネが曇り少々困りました。(笑)
今年は、コロナの影響でお寺の行事を中止される所もありましたが、七尾寺院のお会式は、皆さんが日蓮聖人に報恩感謝のお題目を唱えたいという熱い思いがあり開催されましたと、藤田上人が話されていました。そういえば、毎年30万人の参詣者で賑わう、大本山池上本門寺(東京都大田区)のお会式も、万灯練行列がコロナの影響で中止となりました。
ご参詣の皆さま、ご苦労様でございました。玉壽寺も来月12日の午前11時より「お会式」の法要を執り行います。どうぞ皆さまご参詣下さい。合掌