2月に入り寒暖の差が激しい1週間です。10日(日曜日)は、雪の降る寒い日となりましたが、中能登町本土寺(住職・法花堂見英上人)にて星祭りが行われ、寒水行と祈祷会に出仕してきました。
翌日11日(祝)は、当山にて「鬼子母尊神大祭」が営まれました。明け方は氷点下になる寒さ厳しい朝となりました。寒水行で使う樽をのぞくと、その中に浸けておいた手桶が樽の中の水と共に凍りつき、冷凍食品のようになっていました。(笑) 樽の氷を割り、手桶についた氷を取ることから朝の準備が始まりましたが、日が昇ると好天になり気温も上がり、凍結した道路も解けてくれました。
今年も鬼子母尊神さまの大祭には、大阪から弟の藤本静潤上人と、いとこの赤木和仁上人にご出仕願い、寒水行と特別祈祷法要にもお手伝い頂きました。
また、柴垣町や志賀町からも沢山の方にお参り頂き、本当にありがとうございました。昨年の同大祭のブログを見ると、雪も多く大変な中での大祭でしたが、今年は好天にも恵まれた法要となりました。ご参詣の皆さま篤く御礼申し上げます。
今年の寒水行も残り輪島の成隆寺さんだけとなりました。しかし、このお寺の寒水行が一番厳しいです。気を引き締めて臨みたいと思います。 合掌