能登半島地震から11年

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 能登半島地震から11年の歳月が過ぎました。3月25日、輪島市門前の報恩寺(濱田妙清 法尼)に於いて能登半島地震・東日本大震災さらには世界各地での災害で亡くなられた方の追悼と復興祈願の読誦会法要が営まれました。

 この法要は、輪島市にある日蓮宗寺院3ケ寺が毎年交代で行っており、能登各地の僧侶と檀信徒が集まり法要が営まれました。

 法要に先立ち、七尾市本延寺の檀信徒の方が「高題目」を奉唱されました。当山ご住職の濱田法尼が導師を務められましたが、濱田法尼が涙を流しながら御回向されていた姿に胸を打たれました。

 報恩寺も能登半島地震で大変な被害を受けましたが、檀家数が少ないなか、ご苦労されてお寺を復興されました。また東日本大震災や世界各地で発生している自然災害や戦争テロなどの人災で亡くなられた方々の追悼にあたり、濱田法尼は慈悲の涙を流されたのだと思いました。

 私も本堂でお題目を唱えさせて頂き、平成19年の能登半島地震の翌日に、井前本康上人と被災した報恩寺で支援活動をさせて頂いたことを思い返します。
 
 震災からの復興。共にお題目を唱え、心から祈ることの大切さを改めて感じる一日でした。合掌
 
 

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