東日本大震災の発生から7年が経ちました。しかし、現在も約7万人の方々が避難生活を余儀なくされており、福島原発事故問題も終わりが見えません。
テレビや新聞では、悲しみを乗り越え被災地の復興に取り組む方々の活動などが報じられています。
7年という歳月で、様々復興がなされましたが、大切な家族を失った方々の心の深い悲しみは、たやすく癒えることはありません。
その一方で、これほど甚大な災害でありながら、7年がたち震災に対する風化が懸念されています。
震災発生から1ヵ月後に能登の僧侶の方と支援活動に赴き、津波で見渡す限り瓦礫となった街並みを前にしたとき、「このことを決して忘れてはならない」と、胸に刻んだこと思い返します。
本日、当山にて東日本大震災で亡くなられた方の追善供養と、震災復興祈願の法要を家族で営みました。 合掌