羽咋市浄心寺にて、お寺を開創した妙心院日奠(にちでん)上人の三百五十御遠忌の法要が行われ、副導師として法要に出仕してきました。
妙心院日奠上人は、慶長六年に北陸加賀のお生まれで、加賀藩三代藩主前田利常公のご生母・寿福院さまの甥になります。
幼少より学徳高く、中村檀林という僧侶の学問所の化主を務められ、羽咋市滝谷本山妙成寺の貫首、更には総本山身延山久遠寺の第二十八世法主になられた方です。
当日は、浄心寺のご宝前に日奠上人ご染筆のご本尊と、ご尊像(写真)が奉安され、多くの檀信徒と共にお題目を唱え、日奠上人のご遺徳を偲びました。