お盆について
お盆には何をすればよいのか?
お盆には亡くなったご先祖様がお家へ帰ってきます。家族がみんな集まり、ご先祖様をお迎えいたします。
ご先祖様と一緒に過ごします。
御先祖様に挨拶をして、一緒にご飯を食べて、家族はみんなで故人のお話をします。
子供たちは、自分の知らないご先祖様の事を祖父母に聞いて教えてもらう機会です。
最終日の15日には、ご先祖様をお見送りをします。
日本のとても素敵な伝統文化です。
御霊供膳(おりょうぐぜん)は、仏様やご先祖様に感謝と供養の気持ちを込めてお供えする精進料理のお膳です。肉や魚、卵を使いません。
「一汁三菜」が基本の構成です。5つのお椀(飯椀・汁椀・平椀・壺椀・高坏)で盛り付けます。
➀親碗は、飯椀(はんわん)です。 白ご飯を山高に盛り付けます。
②汁椀(しるわん)は 、味噌汁やお吸い物をよそいます。昆布や椎茸の出汁を使い、具は豆腐、わらび、油揚げなどです。
③平椀(ひらわん)は、 煮物です。人参、こんにゃく、根菜などの炊き合わせをよそいます。
④壺椀(つぼわん)は、 和え物や煮豆などです。
⑤高坏(たかつき)は、 香の物(漬物)です。
避けるべき食材は、肉・魚・卵のほか、香りの強い野菜(ねぎ、にら、にんにく、らっきょうなど)は禁止です。
お供えのポイント
お膳はお位牌(仏様側、仏壇側)に向けてお供えします。お箸は仏様が食べやすいよう、仏様の手前に置きます。
*浄土真宗では基本的には御霊供膳を用いません。
*宗派ごとに配置や注意点が異なります。
お盆とお施餓鬼
本行寺の盂蘭盆施餓鬼法要は、毎年8月17日の14時からです。
お盆(盂蘭盆会)
お盆『盂蘭盆会(うらぼんえ)』とは、お釈迦様のお弟子であり、すぐれた神通力をもつ目連尊者のお話に由来し、お仏壇やお墓の前で手を合わせて、親やご先祖様に報恩追孝を想い、命のつながりを感じられる行事として営まれます。
お施餓鬼(施餓鬼会)
一方、お施餓鬼『施餓鬼会』とは、お釈迦様の説法をもらさず聞いて多聞第一とうたわれる【阿難尊者】に由来します。
ある日、阿難尊者が瞑想をしていると、口から炎を吐く恐ろしい焔口餓鬼が現れ「お前は三日後に命が終わり我らと同じ餓鬼道へ落ちるだろう。しかし、餓鬼道におちて苦しんでいる浜辺の砂の数程の餓鬼たち、そして仏法僧の三宝に供養をすれば、その功徳により、お前は寿命を延ばし我も餓鬼道の苦しみから解放されるだろう」と言われました。
困った阿難尊者は急いでお釈迦様に教えを乞いました。「あなたは焔口餓鬼の言葉を聞いて、おどろき、おそれ、悩んでいるが悲しむことはありません。あなたがこの難をのがれ寿命を延ばそうと思うのならば、慈悲心を起こし善行をかさね功徳をつめば良いのです。そしてこれから教えるように供養を行えば沢山の餓鬼たちにも飲食の施しが行き届き、寿命を延ばし、大きな功徳が得られます」と仰いました。早速その通りに施餓鬼法会を行った阿難尊者はその後長寿を得て沢山の人々にお釈迦様の教えを伝える事ができました。このことから施餓鬼会が行われる様になったとされています。
毎年、お盆の前後に盆施餓鬼として行うことも多いのでお盆とお施餓鬼を混同されがちですが、それぞれ由来の違いがあります。
盆施餓鬼はその年の初盆を迎える精霊やご先祖の供養を中心に営まれます。施餓鬼会はお盆の時期以外にも行われます。
施餓鬼を行う事は餓鬼供養だけでなく、有縁無縁の精霊の供養でもあり、同時に供養を志す私たちの三毒「貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)=怒りや憎しみ等の心の毒」を浄化する仏道修行でもあります。ご先祖のお盆参りやご供養はもとより自身の心の中の餓鬼(三毒)を供養するためにも、どうぞ施餓鬼会にはお参りをなさってご一緒にお題目をお唱え致しましょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本行寺の盂蘭盆施餓鬼法要は、毎年8月17日の14時からです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なぜお盆の時期に、施餓鬼を行うのか?
◆お盆の由来
お盆は正式には「盂蘭盆(うらぼん)」といいます。古代のインド語の一つであるサンスクリット語の「ウランバナ」を漢字にあてはめた言葉です。
お盆の時期にお寺では「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という法要が行われます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本行寺の盂蘭盆施餓鬼法要は、毎年8月17日の14時からです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お盆とは、目連尊者(もくれんそんじゃ)の物語です。
『お釈迦様の弟子の一人に目連尊者という方がいました。目連尊者の母は、青提女という名です。青提女は、強欲で人へ施しをしませんでした。そして「慳貪(けんどん)」の罪により、死後に餓鬼道(がきどう)に堕ちました。目連尊者は神通第一といわれ、その神通力を使って亡くなった母親を探していたところ、死後の世界で餓鬼道に堕ちて飢えに苦しんでいる母親を見つけました。
苦しむ母を救うため、目連が神通力で食べ物を与えようとしましたが、彼女の口に入る前に炎となって燃え尽きてしまいました。困り果てた目連尊者は、お釈迦様に母を救う方法を尋ねたところ、「あなたの母は、生前人に施さず自分勝手だったので餓鬼道に落ちたのだ。7月15日に、雨季の修行を終える僧侶にご馳走を用意してお経を唱え、心から供養しなさい。」と言われました。
お釈迦様の教えは、雨季の終わりに多くの僧侶に供養を行うことで、母を餓鬼道の苦しみから救うことができるというものでした。
目連尊者はお釈迦様の教えに従い、布施や供養を僧侶や多くの方々に施しました。その功徳により母親を救うことが出来ました。
これが盂蘭盆のお話です。
家族みんなでお仏壇の前に座って、ご先祖様の供養をしましょう。
お釈迦さまがおときになった目連尊者の母、青提女を救う方法は「雨季の修行を終える僧侶に布施をして、お経を唱え、心から供養しなさい。」というものでした。つまり、施餓鬼を行い、沢山の方(無縁の方)と共に母も救いなさい。という教えです。
これがお盆にお施餓鬼を行うようになった由来です。
~本行寺の檀信徒様へ~
本行寺の檀信徒の方は、精霊棚を設けて、↑の経本を家族分用意して、住職が読経に来る時間をお待ち下さい。
*住職が棚経を時間通りに参れるよう、ご協力下さい。
*お手洗いに行く余裕もありませんので、お茶はご遠慮致しております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本行寺の盂蘭盆施餓鬼法要は、毎年8月17日の14時からです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*夏のお盆卒塔婆供養のお申込みは、7月中にお願い致します。
*8月13日~15日の間に、本堂内に立ててある卒塔婆へ参り、灑水(しゃすい:卒塔婆に水を掛けて熱送りをします)を行って下さい。
*17日の法要の後に、お墓へ卒塔婆をお持ち下さい。
お盆の用語
お盆の用語
お盆:先祖の霊を自宅にお迎えして供養する夏の伝統行事です。正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。
地域によって7月(金沢市内、高岡市新港、東京など)のお盆と、8月(全国的)のお盆があります。いずれにしても13日から15日に行われます。
迎え盆(むかえぼん): お盆の初日(13日)。ご先祖様の精霊が迷わず帰ってこられるように「迎え火」を焚きます。
盆中日(ぼんなかび): お盆の期間中(14日)。本来はこの日にお坊さんを招いて、お経を上げてもらいます。(棚経) お墓参りにも行きます。
送り盆(おくりぼん): お盆の最終日(15日)。ご先祖様の精霊を送り出すために「送り火」を焚きます。
お供え物
精霊馬(しょうりょううま): キュウリで作る「馬」 「足の速い馬で早く帰ってきて。」と願い13日に用意します。
精霊牛(しょうりょううし):ナスで作る「牛」。帰りはゆっくり帰ってほしいという願いを込めて15日に用意します。
精霊棚(精霊棚)、もしくは盆棚(ぼんだな): ご先祖様の精霊をお迎えするために、精霊馬や季節の野菜・果物などをお供えする祭壇のことです。
提灯(ちょうちん): ご先祖様の精霊が迷わないための目印として、玄関や仏壇の前に飾ります。
旧盆と新盆と初盆
「新盆(しんぼん)」と「旧盆(きゅうぼん)」は、お盆を迎える時期の違いを表す言葉です。
新盆(にいぼん、もしくはしんぼん)は、7月のお盆を表します。 毎年 7月13日〜15日です。 明治時代に採用された新暦(現在のカレンダー)の7月に合わせる地域です。 東京、神奈川、函館、金沢市内、高岡市新港、などは新盆です。
旧盆(きゅうぼん)は、8月のお盆を表します。 毎年 8月13日〜15日です。 昔の旧暦の7月15日に近い8月に行います。
全国の大半の地域が8月盆です。7月の農繁期を避け、農村部で採用されたのが始まりです。
初盆(はつぼん): 故人が亡くなって四十九日を過ぎてから、初めて迎えるお盆のことです。通常のお盆よりも手厚く供養を行います。






