今から99年前の大正12年8月30日、当時真言宗智山派に属していた清澄寺旭が森に日蓮聖人銅像が建立されました。銅像は、東京より海路で運ばれて、28日に当山に仮安置されました。檀信徒が夜を徹して銅像を守り、翌29日午前4時に法要を営み、撃鼓唱題に送られて清澄寺へ向かいました。
記録「清澄寺の日蓮上人銅像―山上奉安の概況、千葉県下の一大偉観―」
銅像仮安置100年にあたる本日、修復を終えた旭が森祖師堂の祖師立像が当山御宝前に仮安置され、金子日厚別当を導師に「旭が森銅像仮安置 並に 出発式奉行100年記念法要」が営まれました。法要終了後、旭が森祖師堂へ戻られる祖師立像を、当山檀信徒が撃鼓唱題をもって見送りました。