令和6年秋季彼岸法要 【9月22日午後3時】智弘院

開催日:2023年09月24日

彼岸について
 

彼岸とは、「彼の岸」すなわち「悟り、涅槃の境地」を意味し、その語源は、サンスクリット語「パーラミター(波羅蜜多)」の漢訳語「到彼岸」からきています。

煩悩と迷いの世界である「此岸」から悟りの世界「彼岸」へ到達するために、「六波羅蜜」の修行を行ないます。彼岸はその修行をするための期間でもあります。

※六波羅蜜(ろくはらみつ)とは
布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧という六つの実践徳目。

お彼岸には、お墓参りをし、お花や線香を供え、真心の合掌を捧げる修行が大切ですが、お参りは一度行ったら、後はほったらかしにするのではなく、彼岸参りに限らず何度でも繰り返し行なうことが肝心なのです。

また菩提寺は、故人の追善供養を行なう役割も重要ですが、檀家さんの相談事も聞いてくれますので、お彼岸参りの際は、ご住職に一言ご挨拶されるのも良いことだと思います。

また、お仏壇の掃除はもちろん、仏具などもきれいにして、お花もかえます。季節の新しい花をさしてあげれば、一層良いことです。

おはぎ(ぼた餅)を供え、団子やお霊供膳(れいぐぜん)、珍しいお菓子、果物をお供えするのも良いことです。

当山では、22日彼岸のお塔婆供養を行ないます。
ご先祖様は勿論のこと、御恩のある方、お世話になった方の塔婆供養も大切ではないでしょうか。

智弘院HP
http://chicouin.com/urabon.html#higan

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