京都市瑞光寺において、元政大和尚御降誕400年慶讃 院首慶承式 法燈継承式が5月11日に営まれた。法要は、御降誕400年を迎えた元政大和尚のご遺徳を偲び、元政大和尚お唱えされていた艸山流の声明をもとに構成された特別な慶讃法要であった。
川口智康新院首が院首の称号を慶承された後、院首より元政大和尚より伝授されている如意が川口智徳新住職に継承され、法燈を受け継がれた。
その後、諸天漢語讃という、律曲の天台声明が唱えられる中、法要では珍しい蘭陵王の舞楽が瑞光寺のご宝前へ奉納され、慶事に華を添えられた。
今後も院首・住職共に、元政大和尚より受け継がれる、瑞光寺の伝統慶承を守り宗門の発展に尽力していくと決意を示した。