京都市上京区華光寺で11月5日、第48世浅野耀泰師から第49世淺野泰彰師への法燈継承式と御会式が営まれ、教師・檀信徒含め約150人が参列した。
天候にも恵まれた当日は、17名の稚児行列が花を持って練り歩き御宝前に献花すると、新住職泰彰師の長男泰樹くんと次男泰駿くんが天童祭文を堂々と読み上げ、華やか且つ厳かに法要が営まれた。
耀泰前住職は在任42年の長きにわたり、房代夫人と共に本堂内陣・毘沙門堂を全面改修、本堂大屋根葺替え、山門屋根葺替え、令和二年に宗祖800年御報恩事業として庫裡の全面改修の大事業を完遂した。
新住職泰彰師は挨拶で、師父である前住職耀泰師と母房代さんに感謝の念を述べ、「檀
信徒の声を聴きながら共にこれから更なる寺門繫栄のため精進します」と決意を表明した。
開創400年以上の華光寺は、晴れて第49世浅野泰彰師に受け継がれ、これまで以上に檀信徒に寄り添ったお寺として、また地域に開かれたお寺として新たな歴史が刻まれて
いく。