10月21、22日の両日、1泊2日にわたって、京都市左京区本山妙傳寺(近藤日康貫首)にて日蓮宗近畿教区主催第39回近畿教区檀信徒研修道場が開催された。近畿各地より35名の檀信徒が参加して研鑽を深めた。
檀信徒研修道場のテーマ「祈りは叶うのか?」と題して、主任の上田尚史師(護国寺住職)をはじめ講師の方々が講義や唱題行、御祈祷を通して、参加者に法華経に説かれる祈りを伝えた。2日間は終始和やかな雰囲気。
今回四回目の参加となる70代の男性は、「去年お会いした参加者とまた出会えて一緒に学べるのがとても嬉しいです。」また初参加の30代の女性は「最初は緊張していたけれど隣の方が声を掛けてくれ、緊張がほぐれました」と笑顔で語る。年齢や性別も違う参加者が同志となり過ごす道場生活の経験は、必ず一人ひとりのこれからの信仰の糧となるだろう。