10月20日(水)日蓮聖人が若き日の12年間に及ぶ遊学研鑽の地、比叡山横川定光院(滋賀県大津市)にて、横川定光院護持顕彰会(阪田兼光会長)主催の秋季法要が執り行われた。
当日はお山の澄み切った冷たい風が肌に感じる中、橋本一妙師(横川定光院主監)の導師のもと、コロナの収束と祖願達成、円満成就することが祈念された。
三密を避けるため檀信徒無参拝の縮小法要の中、地元の檀信徒協議会の会長でもあり近畿教区副会長の小林耕氏が本堂で一心に手を合わせる姿があった。
佐橋龍岳師(滋賀県宗務所所長)に連れてきて頂いたと話す小林氏は「今日は檀信徒を代表として来れなかった方の分も含めて参拝させて頂きました。来年こそは多くの檀信徒と共にお題目をお唱えしたい」と思いを語った。