京都都(みやこ)七福神の「大黒天(松ヶ崎大黒天)」で知られる左京区妙圓寺で2月14日、上田尚玄住職の第再再行成満帰山奉告式が行われた。行僧6名出座のもと京都日蓮宗青年会・檀信徒と共に唱題行脚し、山門で待ち構える大勢の檀信徒は合掌し松ヶ崎の山にお題目の声が響き渡る中、上田住職を迎えた。
帰山奉告式に先立ち、京都府第一部寺庭婦人会による行僧歓迎和讃が行われ、引き続き京都本山の貫首猊下、有縁の各聖、檀信徒の100名を超える参列があり堂内はもとより、境内にも沢山の方で賑わった。
奉告式の挨拶では「自分の我儘で第再再行の荒行へ入行させていただきました。留守中には、檀信徒の皆様には大変ご迷惑をお掛けした事と思います。帰山した今、お寺の為、檀信徒の皆様の為に日々精進してまいります。」と更なる寺門繁栄に全力を尽くすことを誓った。