義士の寺で知られる京都市左京区本妙寺(橋本一妙住職)にて京都義士会主催の赤穂義士祭が執り行われた。当日は寒い一日であったが、お天気にも恵まれ多くの檀信徒、赤穂義士のファンが訪れた。
本堂東側にある義士宝物館において義士追悼法要が行われ、赤穂市より赤穂市市長明石元秀氏の名代で赤穂義士会交流大使の奥道一二美さんと薮内早智子さんのお二人も参加された。この宝物館には特志者が奉納された四十七士の木像がそろいの装束で槍や刀を手に出陣の姿で祭られている。
毎年12月14日の赤穂義士祭当日のみ宝物館に義士遺品遺墨を展示し一般に公開している。法要の後には吉田忠左衛門兼亮、吉田沢右衛門兼貞、貝賀弥左衛門友信、同妻おさんの四名が合祀してあるお墓を墓参した。
午後よりは本堂にて、日本琵琶楽協会関西支部主催による十一名の琵琶の奉納演奏が行われた。