10月6日(金)日蓮聖人が若き日の12年間に及ぶ遊学研鑽の地、比叡山横川定光院(滋賀県大津市)にて、横川定光院護持顕彰会(宮武一龍会長)主催の秋季大祭法要が執り行われた。当日は朝より激しい雨で、比叡山も深い霧で覆われた中、定光院までの足元の悪い参道を約50名の僧侶、檀信徒が歩いて登詣した。
法要に先立ち、京都府第一部布教師会会長大西秀樹師(松林院住職)による「伝教大師と日蓮聖人」と題した法話が行われた。
法要では橋本一妙師(横川定光院主監)を導師に、参拝した檀信徒の皆さんは、法楽加持を受け、雨の音にも負けないぐらいのお題目をお唱えした声が定光院に響き渡っていた。