教化研究会議 開催

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

 10月5日(木)京都市左京区本山頂妙寺(安藤日瑛貫首)にて、京都府第一部宗務所主催・京都府第一部教化センター主管の京都一部管内教化研究会議が開催された。
 当日は10月とは思えないほどの汗ばむ陽気の中で、約30名程の僧侶の参加があった。
 始めに、開会式で大会委員長の京都府第一部宗務所所長橋本一妙師より、挨拶があり、受講者全員で、平成29年度日蓮宗の布教方針にのっとり、合掌し常不軽菩薩品の「我深敬汝等」で始まる不軽菩薩の24字を読誦した後に始まった。
 最初に、宗教問題検討委員会委員長、カルトプロジェクトメンバー、静岡県富士宮市常泉寺住職貫名英舜上人による「創価学会はどのように変わっていくのか」と題し講演された。戦後法華系新宗教運動としての創価学会が、近年どのように変わってきたかを資料を基に丁寧に説明された。
 続いて、元日蓮宗現代宗教研究所主任、千葉県印西市常不軽寺住職赤堀正明上人による「吾もまた塔建つる者」と題し講演された。赤堀上人は在家から19歳で得度し32歳まで行学を修め、昭和52年に自らの手で常不軽寺を建立し、平成19年に古民家を移築し堂宇とした。スクリーンに建立された常不軽寺の堂内を一つ一つ丁寧に説明した。
 講演後の質疑応答でも多くの受講者が質問や意見を述べ、とても有意義な時間となった。
 

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

一覧へ