京都市上京区本山立本寺(上田日瑞貫首)で、平成29年度近畿教区僧風林が7月25日から31日までの1週間開林された。
今年は、風間隨修師(妙栄寺住職)を主任に副主任以下4名の講師と共に、林生13名、聴講生1名の指導にあたった。
今年の林生は3回生が2名、2回生が5名、1回生が6名と聴講生を除き全員が小学生であり、近畿教区のみならず遠近各地からの参加があった。
1週間のカリキュラムでは、三宝給仕にはじまり、朝夕のお勤、法要式、読経、書道、仏伝講義、祖伝講義と朝早くの起床から就寝までみっちりと講義を受けた。また、京都八本山の貫首猊下より日替わりで訓話を受けた。
更には、比叡山延暦寺・横川定光院の参詣を行い、日蓮聖人の遊学の地を肌で触れながら仏道修行を行った。
最終日には、1週間の集大成として上田日瑞貫首(僧風林林長)を導師に、林生のみで模範法要が行われた。開林式には不安そうな顔をしていた林生だが、迎えに来た師範、両親、親族に一回りも二回りも大きく成長した姿を披露し、それぞれ与えられた役を堂々とこなした。